よくあるご質問(Q&A)

よくあるご質問

【新川大神宮について】

Q.社務所はありますか。また、御朱印は頂けるのでしょうか。
A.新川大神宮は近隣の酒問屋を中心とする崇敬者により護持されていますが、神職が常駐しているわけではありません。それ故、社務所はありませんし、御朱印の授与も行っておりませんので、悪しからずご了承ください。

Q.お札等のお焚き上げは行っていますか。
A.例大祭で授与された新川大神宮のお札等については、翌年以降の例大祭にてお焚き上げの受け付けを行っております。

Q.問い合わせ等はどちらにすれば良いのでしょうか。
A.新川大神宮には社務所はありません。お問い合わせ等は当ホームページの「お問い合わせ」にてお願いいたします。

Q.例大祭には誰でも参拝できるのでしょうか。
A.毎年、新川大神宮の例大祭は、酒類業界の関係者及び近隣住民の方々で行われていますが、新川大神宮を崇敬する方であればどなたでも参拝して頂けます。

Q.なぜ新川大神宮は酒類業界の守護神と言われているのでしょうか。
A.隅田川からの運河として開削された新川の河岸には、上方から樽廻船で東京湾・隅田川に到着した下り酒を扱う酒問屋が集積し、江戸後期から明治、大正、昭和に至るまで酒類の一大市場となっていました。この地の産土神として庶民の崇敬を聚めていた新川大神宮は、特に酒問屋の信仰が篤く、毎年新酒が着くとこれが初穂を神前に献じ、然る後初めて販売に供したとも言われています。

【写真提供:中央区立京橋図書館】

Q.ロケ・撮影等を行いたいのですが。
A.新川大神宮の境内はご神域ですので、無断でのロケ・撮影等はご遠慮頂いております。「お問い合わせ」等によりご相談をお願いします。なお、これまでも「吉田類の酒場放浪記」「太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴」など、お酒に関するテレビ番組などのロケ等が行われています。

Q.新川大神宮のご神紋はどのようなものですか。
A.新川大神宮のご神紋は「花菱」と呼ばれるもので、正倉院の御物にもその文様が見られる古いものです。なお、伊勢神宮も同様の紋であり、新川大神宮は伊勢神宮の遥拝所として設けられたのをその起源とすることからこの紋が使われていると考えられています。


【新川について】

Q.「新川」というのは「川」だと聞いていますが。
A.新川は、亀島川と隅田川をつなぐ掘割で、1660(万治3)年に豪商の河村瑞賢により水運のために開削され、日本橋川、永代通りと並行するように東西に流れていました。現在の新川大神宮の前の通りとその一本裏側の郵便局のある通りの間がその堀割に当たります。1948(昭和23)年に戦災の瓦礫等で埋め立てられましたが、当時の隅田川との合流地点には「新川之跡」という石碑が建っています。

Q.崇敬者の中心と言われる「江戸・下り酒問屋」が扱う「下り酒」とはどのようなお酒だったのでしょうか
A.下り酒(くだりざけ)とは、江戸時代に灘・伊丹などの上方の銘醸地で生産され、江戸へ運びこまれた「下りもの」のお酒のことを呼びます。江戸では総じて「下りもの」=「上等の品」であったことから、「上等でないもの」=「下らないもの」という表現が生まれたと言われています。