新川大神宮の御紹介~御由緒、御祭神、御神徳
【御由緒】
新川大神宮の由来は、慶光院周清上人(下図)が1625(寛永2)年、徳川2代将軍から江戸代官町に屋敷を賜り、邸内に伊勢両宮(内宮・外宮)の遥拝所を設けられたのにはじまります。
その後、1657(明暦3)年の明暦大火による類焼で替地を当地に賜り社殿が造営され、以来、実に350年以上を経た現在まで「新川大神宮」としてこの地の産土神であるとともに、この地に集積していた酒問屋の守護神として崇敬を集めてきました。
太平洋戦争末期の昭和20(1945)年3月には戦災により社殿は灰燼に帰し、その後新川も戦災焦土で埋め立てられ付近は旧態を失いましたが、1952(昭和27)年、酒問屋の有志一同が社殿の再建を発起し、同年10月17日に竣工遷宮、今日に至っております。
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【御祭神】
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
伊勢神宮の内宮(ないくう)の御祭神。日本国民の総氏神
豊受大神(とようけのおおかみ)
伊勢神宮の外宮(げくう)の御祭神。農業、諸産業、衣食住の守護神
【御神徳】
新川大神宮は江戸酒問屋の守護神として永年に亘り酒類業界の崇敬を集めてきました。新川大神宮で奉斎する、伊勢神宮(内宮と外宮)の御祭神でもある天照皇大神と豊受大神の御神徳は実に広大無辺なものがあります。
酒類業界をはじめとする社業繁昌のみならず、ソムリエ・ワインアドバイザーや酒匠、唎酒師などの酒類関連の資格合格、家内安全・厄除開運・交通安全・学業成就など、所願の成就をご祈念ください。